まぬけじる日記

もうすぐ不惑を迎える男のまぬけな日常を描いた雑記です。Twitter:@manukejiru

2019-01-01から1年間の記事一覧

寅さんは好き勝手に生きているくせになぜ「男はつらいよ」なのか

今年の暮れに「男はつらいよ」の最新作が公開されるという。主役の車寅次郎を演じる渥美清が亡くなってから20年以上経っているのに、このタイミングで最新作を作るのかかとも思ったが、かつての寅さんのファンだった人達も、いつお迎えがくるか分からないの…

なぜグレタ・トゥーンベリさんのことを腹立たしく思うのか

グレタ・トゥーンベリというスウェーデン人の16歳の少女が、国連の気候行動サミットでスピーチしているのを見た時、「なんかすげえ子が出てきたな」と思った。実に頭の悪い感想である。「すげえ」という言葉はポジティブにもネガティブにも取れるが、この場…

NANGAのオーロラダウンジャケットを着たら雪の札幌も余裕だった

今年の冬はダウンジャケットを新調することにした。昨冬まで着ていたダウンとは、もう10年近くの付き合いになるが、買ったばかりの頃はもっとモコモコしていたように思うが、今では端々から羽毛が飛び出てしまったようで、なんだかペラペラしていて心許ない…

真夜中の南武線はスリル&エンターテインメントに満ちている

JR南武線の治安の悪さというか乗客の質の低さというのはインターネット上でもしばしば取り上げられるものである。試しにGoogleに「南武線」と入力してみると、さすがにいきなりネガティブな予測は出てこないものの、その次にキーボードの「G」を押すと、「ガ…

技能実習生の訓練所で日本企業経営者の本音を見た

ベトナムやミャンマーなどの東南アジア諸国から日本に戻る際、現地の空港の搭乗口で頭を五厘刈りにした若い男性の集団に出くわすことがある。彼らの服装は、ジャージだったり、スーツだったり民族衣装だったり、その時によって異なるが、何かしら揃いのもの…

寝起きに水を一気飲みすることで僕の身体に訪れた唯一の変化

先日、Twitterに次のような投稿をした。当たり前の話が、炎上することもバズることもなく、世間の耳目をひくようなことは一切なかったわけだが、個人的には思い入れのあるツイートなので紹介させて欲しい。 Youtubeのおすすめ動画欄に健康に関する動画がたく…

エナージェル インフリーを使ってせめて読める字を書こうと思う

令和を生きる子供たちはどうか知らないが、昭和を生きる子供たちは、必要以上に字を綺麗に書くように躾けられていたように思う。僕自身も家にいる時は親から、学校にいる時は先生から、字は綺麗に書きましょうと毎日のように言われていた。先生の中には、あ…

悪書追放ポストってまだ必要なの?

先日、山梨県を訪ねた時に、駅の構内に「悪書追放にご協力ください」と書かれた白いポストが目に留まった。「悪書」という文字を見て、まず思い浮かんだのは、個人を中傷するデマが書かれた怪文書のようなものか、白髪でしわがれ声の魔女が使う呪術書のよう…

アメックスのプラチナカードの年会費の元を取る方法が分からない

長年アメリカン・エキスプレスのグリーンをメインのクレジットカードとして使っている。アメックスを選んだのは、なんとなくカードのデザインがカッコいいからという理由である。緑色のクレジットカードなんて他ではあまり見ないし、その緑もエメラルドがか…

睡眠不足は八村塁をも悩ませる

NBAの2019-2020シーズンが開幕した。ファンやメディアの間では、「今シーズンは5年ぶりに始まるのが楽しみなシーズンだ」とボジョレーヌーボーみたいなことが言われている。その理由は極めて単純明快なもので、優勝するチームの予想がつきにくくなったという…

いじめをなくすのは無理なので上手に共存する方法を考えよう

どういう経緯で公になったのかは知らないが、小学校の先生が寄ってたかって若い先生を羽交い締めにし、無理矢理激辛カレーを食べさせるという動画がインターネット上に公開されて話題になっている。どうやら先生たちの間でいじめがあったとのことだが、最初…

Twitterのおかげで記事数>アクセス数の糞ブログが救われました

ハッキリ言ってしまうと、このブログは糞ブログである。 何をもってこれを糞ブログと断ずるのかというと、「毎日更新しない」、「テーマが一貫しない」、「読んでも役に立たない(読者の疑問が解決しない)」というブログでやってはいけないとされていることを…

IIJ会長の鈴木幸一さんの「私の履歴書」が謎だらけだけど面白い!

日本経済新聞には、各界の著名人が、自分の生い立ちから半生を振り返る「私の履歴書」というコーナーがある。執筆者はひと月ごとに交替していくのだが、会社の社長や政府関係者等のお堅い職業から、漫画家や俳優などといった芸術関係の人まで幅広である。お…

日本集住化計画

史上最強とも言われる台風19号の直撃にもかかわらず、東京の周辺では大きな被害も出なかったようだ。これは運が良かったで済まされる話ではなく、色々な人々が日々の災害対策をしっかりと行ってくれたおかげであると思う。今回の台風の例をみても、ダムや堤…

サイドゴアブーツは不器用でものぐさなサラリーマン必須アイテム

少し前に、働く女性たちが、いかにハイヒールを履いて仕事をするのが苦痛であるかを盛んに訴えていたが、別にヒールのある靴を履かなければできない仕事などというものは存在しないのだから、好きな靴を履いて仕事をすれば良いじゃないかというのが僕の持論…

去年生まれた子供が一歳になるという奇跡

去年生まれた娘が一歳になった。第三者の目からすると至極当たり前のことだろうが、親の立場からすると、なんだか歴史的快挙のように思えてくるから不思議である。今から書くことのうち、どこまでが一般的に通用するもので、どこまでがうちの娘固有の問題な…

マタニティマークは僕らに何を伝えたいのか

カミさんが妊娠中に、妊婦仲間たちと「いかに社会が妊婦に優しくないか」という話をしているのを横で黙って聞くという貴重な機会に恵まれた。その実例のひとつとして挙げられていたのが、電車に乗っていても席を譲ってくれる人が非常に少ないというものだ。…

夏休みが終わってもまだ間に合う花火大会情報

2019年の夏休みももう終わりである。特に夏休みもなく働かされていた身としては、登校中の小中学生の背中をひとりひとりバンバン叩きながら「ざまあみろ」と言って回りたい気分である。夏も終わりに差し掛かると、周りの人に「なんか夏らしいことした?」と…

満員電車が辛すぎるので空路で会社に行くことにした

暑い中、満員の通勤電車に乗るのは不快である。誰かの湿った感じの熱い背中が密着してくるのも嫌だし、誰が着てきたのか知らないが、生乾きの洗濯物の臭いがどこからか漂ってくるのも嫌だ。そういう事情もあったので、電車を使うのはやめ、空を飛んで通勤す…

あおり運転をされた時の対処法を考える

常磐自動車道でのあおり運転の映像の一部始終を見て不思議に思ったのは、「なぜ後続車のドライバーは運転席の窓を開けていたのだろうか」ということである。そもそもあおり運転をされていた時点で、前を走る車の運転手が常識人ではないことは分かっていたは…

プラスチックごみを減らそうと思って別のゴミを買ってしまった話

自他ともに認める無類の炭酸飲料好きである。子供の頃から何か欲しい飲み物はあるかと聞かれれば必ずコーラやスプライトを注文していたし、長じてからもビールやスパークリングワインなど、とにかくシュワシュワしているものが好きなのだ。僕の炭酸飲料に対…

灼熱地獄の東京オリンピックにどのような対策を取るべきか

世間はお盆休みに入ろうとしているが、来年の今頃にはもうオリンピックが終わっているのだということに気づく。2019年の東京では7月下旬から8月上旬まで連日35℃の猛暑であった。仮に2020年も同じような気候であるとするならば、東京オリンピックはさながら地…

神が人間を造ったのではなく人間が神を造ったのだ

自分にとって神様というのは信仰や救いを求める対象としてではなく、自分の置かれている現状を納得するためにいる存在であることに気が付いた。「本当は年収1億くらい稼いで、あと5年くらい働いたら、とっとと引退して悠々自適の生活を送りたいのに、なぜ俺…

ジャニーズに学ぶ人材育成術

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が亡くなったそうだ。彼の死去を契機に、彼の事績についてそこここで語られているが、これほど戦後日本の芸能史に強い影響を及ぼした人間はいないのではないだろうか。 彼の傑出しているところは、なんといっても数多の少…

サウナで芽生える男の絆

世の中は空前のサウナブームであるらしい。最近まではサウナと言えば、競馬場や立ち飲み屋などと並んでおっさん臭が漂うものの代表格のように扱われてきたものだが、最近では女性のサウナ愛好家まで増えているという話である。 サウナ歴10年以上を誇る生粋の…

招き猫バッジが欲しい

僕は人ごみや混雑が好きではない。どんなに自分が気に入っている店であっても、まず店の外から混雑具合をうかがってみて、混んでいるようならば店に入ること自体諦めてしまう。よほどの人気店でもない限り、何度か覗いているうちに混雑する時間帯と空いてい…

会社員が闇営業をやったらどうなるか考えてみた

年に数回、仕事の関係で講演を頼まれることがある。日本全国津々浦々から講演の依頼があるので、僕にとっては普段行くことがない地方に行くことができる貴重な機会である。 講演をすると大抵謝金が支払われるのだが、この謝金は僕個人ではなく、僕の会社に対…

折りたたみ傘がたためない

不器用さで僕の右に出る者はなかなかいないのではないか。不器用と言っても、高倉健さんが自称しているような、人間的な不器用さではなく、手先の不器用さのことである。生まれてこの方、この歳になるまで一秒のスキもなく、ずっとブキッチョであり続けてい…