まぬけじる日記

もうすぐ不惑を迎える男のまぬけな日常を描いた雑記です。Twitter:@manukejiru

別に手越君辞める必要ないんじゃね?と39歳一児の父が言ってみる

 正直ジャニーズのこともよく知らんし、手越君についても、嫁さんが毎週日曜日の夜にイッテQを見ているのを横目で見るくらいの接点しかないのだが、彼に対しては比較的良い印象を持っている。飽くまで個人的なイメージでしかないが、顔も格好良く、要領よく何でも器用にこなせるし、愛嬌があって年上にも好かれるという非の打ち所のない青年ではないか。できることなら彼と人生入れ替わりたい気持ちでいっぱいである。
 
 40歳手前のおっさんにいきなり入れ替わりを提案されても本人はちっとも嬉しくないだろうが、この度手越君は諸般の事情によりジャニーズをお辞めになられると聞いたので、僕なりに思うことを書いていきたい。
 
 漏れ伝え聞くところによれば、手越君は緊急事態宣言下であるにもかかわらず、連日連夜、安倍総理夫人などの綺麗なお姉ちゃんを従えて飲み歩いてことが問題視され、所属事務所のジャニーズから処分を食らった、ということである。世の中的には褒められた行動ではないし、清く正しく美しい青少年育成を標榜しているジャニーズという組織からすれば大問題なのだろうが、これで手越君のイメージが傷つくのかと言われればそうでもない気がする。
 
 毎晩お姉ちゃんを連れてパーティー三昧なんてことは、手越君ならいかにもやってそうな雰囲気だし、それどころか、「緊急事態宣言だかなんだか知らないけど、俺はいつだって自分のやりたいようにやるよ」という彼のスタイルは、いちいち周りの人の反応を気にしながら小市民的人生を歩んでいる僕のような男からしたら、むしろ羨ましいという思いしかない。普通の人なら許されないような言動でも、こいつなら「まあ仕方ない」で許されてしまうキャラというのはどの業界にもいるものだ。手越君というのはそういうキャラに当てはまるのだろうと思っていた。
 
 今回たまたま週刊誌に撮られてしまった問題行動についても、実はこれはこれで彼なりに自粛した結果であるという考え方はできないだろうか。コロナ以前の手越君は文字通り毎晩夜の街を飲み歩いていたが、緊急事態宣言が出てからは3日に1回にしてました、というのも考えようによっては立派な自粛であり、行動変容である。普段は会社と家を往復するだけの毎日だが、我慢できなくなって一晩だけ寿司屋に行ってしまった僕の方が叩かれるべき存在なのではないだろうか。
 
 別にここまで強引に手越君の弁護をする義理もないのだが、こんなことくらいでジャニーズを辞めるほどのことでもないんじゃないかという個人の感想である。まあ手越君もこういう結末になることを承知の上で敢えて飲み歩いていたという話もあるし、余人が口出しするような話でもないのかもしれない。
 
 やってしまったことは仕方がないので、いつか晴れてフリーな立場となった彼と飲みに行ってみたい。おそらくお互い1ミリも話合わないだろうけど。…娘が大きくなったら一緒に来てもらおうかな。